東海調理機器協同組合は、あたたかいご支援に支えられ

2011年、創立50周年を迎えました。

理事長ご挨拶

東海調理機器協同組合は、業務用を中心に厨房機器の製造、ならびに、販売を事業と成す組合員により相互扶助の精神に基づき、業界全体としての事業振興、厨房機器における技術革新へ取り組んで参りました。今般、創立50周年を迎えるにあたり、関係各位からの祝辞ならびに、ご支援を賜るにつれ、諸先輩方の偉大さを再認識すると共に、私共に課せられた責務の重さを痛感するものでもあります。
当組合は昭和37年13社で発足しました。戦後の復興期を経て、まさに高度経済成長期に移行する時期であり、集団給食、外食産業の発展と共に組合員数も創立11年後には51社に達しました。
我国は、1990年代のバブル終焉を以って成長経済から安定経済への模索期に入り、その後、リーマンショック、即ち、信用収縮による経済不安、更には、本年における欧米での財政不安、それに伴う史上最高の円高環境などを経験、さらには、その間、東日本大震災といった未曾有の大災害にも遭遇、これ以上の厳しき環境は無いとも言える状況にあります。現状判断からすれば、デフレ経済からの脱却、内需喚起などが御座いますが、最も懸念されるのは我国国内産業の空洞化が一番の問題と言え、その点での認識がしっかりとしたものであるならば、決して施策が無いものではなく、楽観論と言われるかもしれませんが、まだまだ十分に巻き返しのチャンスはあるものと考えるものです。
今回の震災における被災地の人々の全世界から絶賛された秩序正しさ、復興に向かうエネルギーの強さは、改めて日本人の精神力、不屈の精神を感じさせるものでした。中でも、秩序正しさは、日本人の美徳でもあります。社会全体が一定の秩序を保ちながらより良い社会を目指す。そして、それを支えたものの一つに食がありました。
食文化は絶えることなく、その食を支える我が厨房業界も絶えることはありません。極めて大雑把な捉え方で恐縮ながら東海調理機器協同組合におきましても組合員其々が日々切磋琢磨し、従来以上に研ぎ澄まされた感覚、英知を振り絞ってこの難局を共に乗り越え、新たな方向性を見出して参りたいと存じます。
何卒、尚一層のご指導とご協力をお願い申し上げ、私のご挨拶と致します。

 

創立50周年記念式典並び祝賀会

去る2011年10月14日、メルパルクNAGOYAに於きまして

当組合「創立50周年記念式典・祝賀会」を開催させていただきました。

当組合員をはじめ、関係会社様並びに50周年記念誌広告ご協賛社様など

多数のご出席を賜り、誠に有り難うございました。

創立50周年記念事業 実行委員会一同御礼申し上げます。